スポンジゴム
ホームセンターに売っている硬めのスポンジゴム(発泡しているスポンジ状のゴム)に貼り付くか実験しました。食器を洗う用のスポンジとは異なります。指でギュッと押すと凹む程度の弾力があります。
貼り付け
転写シートを剥がすと、施工面(スポンジゴム)にカッティングシートが移らず、転写シート残ってしまいました。この時点で施工面としては不向きだと判断できますが、少し工夫して貼ってみました。
施工面はスポンジ状で弾性があり、指で強く押すと凹みます。そのためスキージーで圧着しても、面がたわんでしまってうまく圧着できません。転写シートを剥がしてもやはり転写シートからスポンジゴム側にカッティングシートが移らないため、スポンジゴムに押し付けるようにして一文字ずつ指で押さえて確保しながらなんとか貼りました。恐らく初めて作業される方だとできないと思います。
転写シートの粘着よりも弱い定着ながら、スポンジゴムに貼ることができました。一度貼れてしまえば、触らない限りポロッと剥がれたりする事はないくらいの粘着は一応ありそうです。

上の写真のように貼ったカッティングシートを押さえつけるとスポンジゴムがたわみ、施工面との間に空間ができてカッティングシートが浮いているのがわかります。やはりほぼ貼り付いていないくらいだと言って差し支えないと思います。
剥がす
爪で引っ掻いて剥がしました。若干の抵抗力は感じるものの、端が剥がれるとすんなりと周りもつられて剥がれていきました。

少し写真では伝わりづらいのですが、3週間ほど他の撮影素材と一緒に適当に置いていたところ、なんとなく殆どの文字のアウトラインが浮いているような感じになりました。完全フラットな状態で置いていなかったため、湾曲したテンションに負けて剥がれてしまったのでしょうか。
評価
カッティングシートの施工面として向いていません。柔らかい素材でスポンジ状ということもあり、施工面への食いつきがかなり弱くほぼ貼り付きはしませんでした。