木材(無塗装・合板)
ホームセンターに売っている合板です。無塗装で表面はザラザラとサラサラの中間くらい、触ると毛羽立っているのがわかります。触っているとササクレが刺さりそうな手触りです。
貼り付け
スキージーで圧着して転写シートを剥がしました。

転写シートをよく見るとササクレが付着しています。転写シートはセロハンテープよりも弱いくらいの粘着力ですので、木材の表面が脆く、ササクレがいとも簡単に木材の表面から剥がれ落ちる事がわかります。
いくらカッティングシートが強く貼り付いたとしても、ササクレが剥がれてササクレごと剥がれてしまっては元も子もありませんので、長期的に見てこの点は不安要素です。
ササクレのことがあり、しっかり定着しないかと思いましたが、転写シート側に残らずに貼ることができました。
剥がす
爪で引っ掻いて角を「K」の左角を剥がしました。しっかりと抵抗を感じる貼り付きです。剥がした部分を摘んで、1文字を剥がしてみると、やはりササクレが付着していました(写真3枚目)。
評価
しっかりと施工面に食いついていますので、問題無くカッティングシートが貼れる施工面だと評価できますが、不安要素としてササクレ(=ゴミ)の出る表面であるため「要検討」としました。塗装されていないため湿気の影響も受けそうに思います。
剥がす前提の短期利用で施工面の木材を再利用する予定であれば、貼ることは避けた方が良いでしょう。剥がす際の木材への多少のダメージは気にしないのであれば貼っても問題ないと思います。