ホワイトボード
ホワイトボードにカッティングシートが貼れるか確認しました。一般的なツルッとした表面のホワイトボードです。
貼り付け
スキージーを使用して特に問題なく貼ることができました。
剥がす
爪で引っ掻いて剥がしました。周りがつられて剥がれることもなく、カッティングシートはしっかりと食いついています。
評価
カッティングシートを貼るのに向いている施工面です。ただし、実際の利用シーンは考えた方が良いと思います。
ホワイトボードにカッティングシートを貼るのはおおよそ、変更することがない予定表の文字や枠を貼ることが多いと思います。これらをホワイトボードに貼るところまでは良いのですが、書き込んだ後にイレーザーで消す際に必ずカッティングシートとイレーザーが擦れると思います。この擦れが耐久性に大きく影響します。
以前、弊社内でも「飛脚便: 件」「ゆうパック: 件」という風にカッティングシートを貼って件数を手書きできるようにして集荷管理用のホワイトボードを作って使用していました。
1文字15mm角程度のデザインで暫くは問題なく使用できていましたが、毎日、消しては書いてを繰り返しましたので、次第にイレーザーとの摩擦で文字が端から徐々に剥がれました。残念ながらその時の写真は残っていませんが、耐摩耗性をカッティングシートにはあまり期待してはいけないなと思ったエピソードです。そのため長期的(貼り替えの予定がない)かつ日常的な利用をお考えの場合はご留意ください。
1つ提案としては、保護シートを貼ることです。ホワイトボードにカッティングシートを貼り、更にその上からカッティングシートを覆うように透明のホワイトボードシートを貼ると平面になってカッティングシートにイレーザーが引っかかることもありません。しかしそれならば、ホワイトボードにカッティングシートを貼る意味が薄れますので、根本解決には至りません。