実際の仕上がりとデータ上の色味が異なる場合の注意
2色以上使用してカッティングシートを作りたいが、実際の仕上がりとデータ上の色味が異なる例の紹介です。ご自身でデータの編集が難しい方は特に熟読してからご入稿ください。
問題ない例
項目 | オーダーフォームの指定 |
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入稿データ | ![]() |
製品(シート)として残す部分 | 画像データ上の「背景以外の部分」をシートとして残す |
仕上がりカラー | 651標準シート: 098ジェンティアン、 070ブラック |
備考欄 | 記載なし |
「QUACK WORKS」がカッティングシートとして製作したい内容です。ブラックは色味が一致している「WORKS」部分に使用するとわかります。
「QUACK」は098ジェンティアンとは少し色味が異なりますが、青系で他にそれらしい色味の部分は無いため、「QUACK」は098ジェンティアンとして解釈してデータチェックをして見積りを作成します。弊社から特にデータの色味の認識に相違が無いかといった内容の確認メッセージはお送りしません。ただし、備考欄等で勘違いされていると考えられる場合は、ヒアリングさせていただくことがあります。
問題のある例
項目 | オーダーフォームの指定 |
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入稿データ | ![]() |
製品(シート)として残す部分 | 画像データ上の「背景以外の部分」をシートとして残す |
仕上がりカラー | 651標準シート: 098ジェンティアン、 070ブラック |
備考欄 | 記載なし |
「QUACK WORKS」がカッティングシートとして製作したい内容です。ブラックは色味が一致している「WORKS」部分に使用するとわかります。
しかし「QUACK」は098ジェンティアンとは明らかに色味が異なります。他にそれらしい箇所は無いものの、念の為「QUACK」が098ジェンティアンで相違は無いか連絡掲示板からご連絡します。
デザインデータ上の色と製品として製作したい配色が明らかに異なっている場合は、オーダーフォームの備考欄にて「データ上の黄色い部分を651標準シート098ジェンティアン、ブラックの部分を070ブラックで製作希望です」というように指定いただいているとスムーズで認識違いも起こりません。
問題のある例2
項目 | オーダーフォームの指定 |
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入稿データ | ![]() |
製品(シート)として残す部分 | 画像データ上の「背景以外の部分」をシートとして残す |
仕上がりカラー | 651標準シート: 098ジェンティアン、 070ブラック |
備考欄 | 記載なし |
画像データ上の「背景以外の部分」をシートとして残す
とありますので、「QUACK WORKS」がカッティングシートとして製作したい内容だということはわかりますが、データ上の配色と選択されているカラーが全く違うため何もわかりません。
前項と同様に、デザインデータ上の色と製品として製作したい配色が明らかに異なっている場合は、オーダーフォームの備考欄にて「データ上の緑色部分を651標準シート098ジェンティアン、黄色の部分を070ブラックで製作希望です」というように指定いただいているとスムーズで認識違いも起こりません。