屋外用カッティングシートの特徴・用途を解説
カッティングシートは基本的に屋外用であることが標準で、印刷ステッカーに比べて耐久性が高いです。もちろん屋外用シートを屋内で使用しても問題ありませんので、様々なシーンで活用できます。このページでは屋外用カッティングシートについて、実際に数年間検証している実験結果や製作実績を交えて紹介します。
【結論】屋外用カッティングシート 公称 vs 実測
| シート素材 | メーカー公称 | 弊社実測 | 状態 |
|---|---|---|---|
| 651標準シート(単色) | ブラック・ホワイト:屋外5年、その他のカラー:屋外4年(086のみ3年) | 8年以上 | やや艶が無くなった・色褪せや剥がれなし |
| 621短期用シート | 屋外3年 / 再剥離性2年 | 4年以上 | 変化無し |
| CS200Meメタリックシート | 813ゴールド:屋外1年、852シルバー:屋外2年 | 4年以上 | 輝き消失 |
| Laラメシート | 屋外5年 | 4年以上 | 変化無し |
| 8500電飾用シート | 金銀:屋外5年、その他のカラー:屋外7年 | 4年以上 | 変化無し |
| 6510蛍光シート | 1年(029 イエローは2年) | 4年以上 | 色褪せ |
| 5200反射シート | 3年 | 4年以上 | 変化無し |
| CS200シート | 堅牢(年数表記なし) | 4年以上 | 変化無し |
| 印刷ステッカー(参考) | ラミネートで数年 | 取り扱いなし | インク退色・要保護 |
各シートで耐光性(上の写真・表)・耐水性の実験を行っています。耐候性はステンレス板に貼って屋外に放置、耐水はタッパーに貼って水を入れて放置して観察しています。
耐水性・耐光性の両方に言えることですが、どちらもヒビ割れたりもせず、デザインが欠損したりも無くしっかりと元のデザインを保ったままです。劣化が起きにくいというのは、屋外用として看板や車に貼る際の大きなアドバンテージです。特に屋外で剥がす前提ではなく長期的な利用を考えている際は、カッティングシートがオススメです。
詳細記事
- 検証ラボ:耐水性の実験(経過観察中)
- 検証ラボ:耐光性の実験(経過観察中)
実測でわかった、本当に長持ちするシート
実験して改めて、メーカー発表の耐候年数が長ければ長いほど色褪せや表面の艶の寿命が長い、ということが分かりました。6510蛍光シートとCS200Meメタリックシートが特に劣化しましたが、これら2シートはメーカー発表の耐候年数が短いシートだからでしょう。しかし色褪せと云っても印刷ステッカーのように完全に色が抜けたり焼けたりといった事はなく、少し色が抜けたかな?といった程度の変化でした(6510蛍光シート)。素材自体に色がついているカッティングシートならではの耐候性です。
水濡れへの強さも全く問題なし
タッパーの底面にカッティングシートを貼って水道水を入れて、メーカー推奨の耐候性4年を遥かに超えて8年以上観察していますが剥がれていません。水濡れどころか完全に水没した状態ですから、耐水性の高さがうかがえ、屋外看板用として十二分に耐久性があると言えます。上のスライダーでは標準的な651標準シートの写真を紹介しましたが、耐水性の実験(経過観察中)のページでは、他のシートも一緒に耐水性の実験を8年以上継続して観察しています。
屋外用と屋内用の違い
カッティングシートは塩ビ製で基本的にすべて屋外用で、インテリア等で使う木目柄のシートや大理石柄のシートなどの化粧シートやウォールステッカーと呼ばれるものが屋内用です。 そのためカッティングシートはすべて屋外用と考えて良いでしょう。
塩ビ以外の素材で作成された特殊なシートもありますが、そういったシートは色褪せ(輝きがなくなる)しやすかったりと屋外用でも耐久性が1,2年と短い事が多いため、長期利用をお考えの際は耐候年数を必ず確認してください。
良く比較される印刷ステッカーは屋外用であっても、インクを表面に乗せてる構造のため、インク層が紫外線から直接ダメージを受けます。一方、塩ビ製のカッティングシートの場合、フィルム素材自体に色が練り込まれてるため、紫外線でダメージを受けても色が変わりません。カッティングシートは耐候性が高い代わりに、予め決められたカラー(シート素材の色)からしか色を選べないのが、少し不便な点です。
またホームセンターやAmazonなどに売られているカッティングシートは、耐候年数が不明なものも見受けられます。折角時間とお金を掛けて作り、長期間使用するのであれば最初からまともなメーカー品の購入をお勧めします。
用途別の選び方(看板・車・店舗ガラス)
屋外用カッティングシートの事例を一部紹介します。製作実績のページでは、実際にご注文いただいて貼られた沢山の事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。また他にも色や素材が沢山あるので気になる方は無料カラーサンプルで実際に手にとって確認してください。
屋外に貼るときの注意点
極端に寒い・暑い施工面はカッティングシートの糊がしっかりと機能しないことがあります。特に車のボディなどは熱く・冷たくなります。そのため真夏の直射日光が当たっている日や、氷点下を下回るような日に施工するのはオススメしません。
また屋外で作業する場合は、風が強い日も避けるべきです。2名以上で貼る大きなサイズに限らず、ふとした瞬間にヒラヒラと意図しない場所に引っ付いてしまうことがあります。折角貼るのですから、失敗の要因は避けましょう。
無料サンプル・お見積り
無料サンプル、有償サンプルをご用意していますので、まずは手にとって現物をお試しいただければと思います。お見積り依頼は納品までの流れのページを確認してください。
まとめ
屋外で使用できるカッティングシートは、耐候性に優れた素材で変色や退色もしにくいため非常にオススメな素材です。クワックワークスでは色や素材の種類も多いため、ご自身の好みに合わせて材料を選べます。ぜひ無料サンプルを実際に手にとって目で見て・貼って、その品質をお確かめください。