ターポリン
0.8mm厚の厚手のターポリンシートです。しっかりとした重みを感じます。靭やかですが表面には山の低い凹凸があります。
貼り付け
ターポリンに当たるとスキージーが少し滑りにくいですが、転写シートにカッティングシートが残ることもなく、問題なく貼ることができました。
圧着した際、ターポリンの凹凸を転写シートが拾いました(写真4枚目)。転写シートが拾うくらいに凹凸が大きいため、カッティングシートの貼り付きも以下のようになっているはずです。

肉眼で分かる程度の凹凸があると、物理的に接地面が少なくなるためカッティングシートの足つきも悪くなりますが、転写シートに残らない程度には食いついているようです。
剥がす
爪で引っ掻いて剥がしました。しっかりと食いついていて抵抗を感じましたが、剥がれた部分を摘んで更に剥がすと、ほとんど抵抗を感じること無く簡単に剥がれてしまいました。

光を当てるとカッティングシートも凹凸の凸にのみ貼り付いている事がわかります。

シート状の素材ですから、基本的に動きのある状況での使用と想定し、カッティングシートの角を押し出すようにして角度をつけてみると端が剥がれてしまいました。
評価
カッティングシートを貼るのには向いていない施工面です。貼付け後、平らな状態で触らず置いておけば問題なさそうに思いますが、凹凸が大きいため、しっかりと接着しないようです。