[補足] 画像データでの入稿の際はできるだけ詳細な内容をご記入ください

オーダーフォームはデザイン方法のページや製品仕様についてご理解いただいた上で発注されている前提の設計をしております。これはフルオーダーメイド製品を作る上で、製品についての基本的な点をご理解いただいている必要があるからです。

そのため備考欄等でご指定いただく場合も、お客様のご希望意図がわからないご指定(左右の比率など根本的な相違がある)となりますと、結果的にお客様へのお見積りのお届けまでお時間をいただきスムーズなご発注とならずにご迷惑をおかけすることも考えられます。特にオリジナルのロゴマークなどは弊社にて仕上がりのご希望が分かりかねる場合も多く、また可能性は多岐に渡るためお客様の意図を汲み取れない部分も多くあり、意図していない仕上がりとなることを防ぐためにも、具体的なご指示へのご協力をお願い致します。

なお弊社では印刷ステッカーの取り扱いはしておらず、カッティングシートのみの取り扱いです。 根本的なこととなりますが勘違いの多い項目ですので、今一度ご確認いただけますと幸いです。

サイズの指定と比率

  • ヨコ幅
  • タテ幅
  • 短辺
  • 長辺

画像データでの入稿の際はオーダーフォームでのサイズの指定は、上記4つからご指定いただきます(2022/10/12現在)。ヨコ幅とタテ幅を同時に指定できないのは、両方の長さを指定すると画像自体の比率が変わってしまうからです。

本来の比率

上記画像を例にすると、本来デザイン部分(株式会社フルット)のサイズは30.0 x 3.8cm(四捨五入)ですので、オーダーフォームでは基準となる辺の長さを指定いただく必要があります。ヨコ幅か長辺であれば30.0cm、タテ幅か短辺であれば3.8cmを指定すればOKです。しかしヨコ幅とタテ幅を同時に指定した場合はどうなるでしょうか。

比率がおかしくなります

殆どのお客様は正確なヨコ幅とタテ幅を把握されていませんので、「ヨコ幅30.0cm、タテ幅15.0cm」という風に備考欄などで指定されると、上記の様な本来の比率ではないデザインが仕上がります。また前述の「30.0 x 3.8cm」という比率を維持したサイズは、四捨五入した値であるため、厳密に指定しようとすると「30.0 x 3.8013cm」です。画像編集アプリでここまで細かい値を把握するのはかなり難しいですが、これ以外の値でヨコ幅タテ幅両方を指定すると、比率が変わってしまうのです。また画像データでの入稿は事前に完成イメージの送付はありません。

画像データでの入稿の場合、完成されたデザインデータで入稿いただいているため、殆どの場合はデザインの比率が変わってしまうのは望まれていない状態だと思います。そのため「ヨコ幅30.0cm、タテ幅15.0cm」という風な指定をされますと、一旦連絡掲示板から間違いがないかの確認をしなくてはなりません。そのため一辺のみのサイズ指定とさせていただいております。もし敢えて本来の比率を無視してほしいのであれば、以下を参考に指定してください。

指定方法の例

入稿データ
本来の比率

「株式会社フルット」の部分をシートとして残したいものとします(サイズ表記は無いものとお考えください)。指定は必ず備考欄をご利用ください。予め指定がない場合、確認のご連絡が文面になるため、意思疎通に非常に時間が掛かります。

例1
比率がおかしくなります

備考欄:ヨコ幅30.0cm、タテ幅15.0cm、本来の比率は無視してOK
比率は無視するため、上記のような仕上がりになります。

例2
本来の比率

備考欄:本来の比率を維持したままヨコ幅30.0cm以内 x タテ幅30.0cm以内に収まるサイズで制作希望
比率は維持し最大幅に収まるように指定されているため、上記のような仕上がりになります。

配色の指定(単色の仕上がりを希望)

単色ではないデータ

配色がわかりません

上記画像データのように単色ではない画像データで、単色での制作を希望されるパターンも多くあります。例えば上記画像で入稿され、黒色シートの単色で発注いただいても、説明がないとどの部分を残せばいいのかわかりません。仮に緑、白、赤色の部分すべてを黒色シートで制作すると、ただの黒色の長方形で仕上がります。このパターンの場合、そもそも弊社取り扱い製品であるカッティングシートについて勘違いされている事が多いようです。 カッティングシートと印刷ステッカーの違いをご確認ください。

単色ではなく緑、白、赤色3色で作成したい場合は、4-2-3 【このデザインに何色使用しますか?】のページを御覧ください。

シャドー(影)がついている

影は必要なのかわかりません

備考欄に何も記載がない場合、シャドーの部分はシートとして残すのか残さないのか判断ができません。必ず備考欄にシャドーをシートとして残すのか残さないのかお書き添えください。

配色の指定(多色の仕上がりを希望)

多色仕様の指定する

多色の指定方法

1デザイン(1シート)に2色以上を使用した多色仕様をご希望で、入稿データと配色が異なる場合の指定方法です。入稿データの配色と、使用するシートカラーが一致する場合は、以下の指定は必要ありません。

デザインの情報を追加してください > このデザインに何色使用しますか?の項目で使用したい色数を指定してください。上図では1デザイン(1シート)に3色を使用して制作を希望される場合の入力例です。納品される製品は、3色のシートが1シートに乗った状態(そのまま貼れる状態)で納品されます。以下、例を紹介します。

サイズ表記のないロゴ
配色イメージ

上図(左):入稿データ。しかし単色のデータで、配色がわからない。
上図(右):お客様が作りたい3色の配色イメージ(032ライトレッド、064イエローグリーン、052アズレブルー)。

指定方法
オプションページの備考欄で指定

まずは使用するカラーで希望のシートカラー3色を指定します。オーダーフォームを「デザイン情報 > 請求先 > 納品先」と進み、 「オプション」ページにある備考欄に「配色は『株式』を032ライトレッド、『会社』を064イエローグリーン、『フルット』を052アズレブルーで制作希望です。」と入力してください。イラストなどデザインが複雑な場合、より細かく指定していただく必要があります。

多色仕様の指定する2

完成イメージと配色が異なる入稿データ
完成イメージ

上図(左):入稿データ。3色で構成されたデザインデータですが、作りたいイメージと配色が異なる。
上図(右):お客様が作りたい3色の配色イメージ(032ライトレッド、064イエローグリーン、052アズレブルー)。

このようにお客様が最終的に作りたい配色イメージと、入稿データの配色が異なる場合も必ず備考欄から配色についての指定をお願いいたします。

指定方法
オプションページの備考欄で指定

まずは使用するカラーで希望のシートカラー3色を指定します。オーダーフォームを「デザイン情報 > 請求先 > 納品先」と進み、 「オプション」ページにある備考欄に「配色は『株式』を032ライトレッド、『会社』を064イエローグリーン、『フルット』を052アズレブルーで制作希望です。」と入力してください。イラストなどデザインが複雑な場合、より細かく指定していただく必要があります。

左右反転したい場合

サイズ表記のないロゴ
左右反転

左右反転(鏡文字)として制作したい場合の指定方法です。左右反転した入稿データをご用意いただける場合は、以下の指定は必要ありません。

上図(左):入稿データ。しかし入稿データは左右反転されていません。
上図(右):お客様が作りたい左右反転した最終的な仕上がりイメージ。

指定方法
左右反転したい場合の指定方法
オーダーフォームを「デザイン情報 > 請求先 > 納品先」と進み、 「オプション」ページにある備考欄に「全体を左右反転してください。」と入力してください。なおデザイン全体を左右反転や上下反転は可能ですが、デザインの一部分だけの変更(『フルット』だけ左右反転など)はできませんのでご注意ください。

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