フランスのおしゃれな雰囲気を醸し出すカッティングステッカー
投稿:2019年12月05日 更新:2022年10月27日大学生の頃に夢中になったことの一つが映画鑑賞でした。1年間で100本ほどの映画を観ていたほどです(なにせ時間はたっぷりありましたから!)。映画館をはしごしたり、オールナイトに出掛けたことも。観た映画は手帳にすべて書いていたので、見返すとなかなか面白いのです。「この女優さん、好きだったな」「この監督の作品、結構観たな」と懐かしく思い出したり。「え、こんな映画観たっけ」「これ、どんな映画だっけ」と忘れていることも多いのですが。
なぜ、そんなことを言い出したかといいますと、今回のご依頼主様の事例を見たからなんです。こちらは詳細は書かれていないので推測が入ってしまうのですが(見当はずれなら申し訳ありません!)、どこかの展示場に設置されているのでしょうか。落ち着いたピンク色の壁と、木の壁の2パターンの壁に「le Grand Chemin」というカッティングステッカーが貼られています。木の壁の方は、透明なパネルにカッティングステッカーを貼って、それを取り付けていらっしゃいます。こうすると、溝がある木の壁にもきれいに貼れますね。
さて「le Grand Chemin」の意味、気になりませんか。フランス語で、直訳すると”大きな道”という意味だそうです。さらに調べてみると、このタイトルの映画がありました! 1987年に製作されたフランス映画で、邦題は「フランスの思い出」。フランスの田舎町でひと夏を過ごす都会に住む少年が主人公の物語です。ここまで判明して、最初の映画の話となったわけです。ご依頼主様がこの映画を意識して作られたかは分かりませんが、おかげで懐かしい思い出がよみがえりました!