透明フィルムタイプの転写シートの貼り方

デザインをカットしないシートの切り売りのご注文の場合は、透明フィルムタイプの転写シート(以下、転写シート)が付属します。お客様がご自身でデザインをカット後、転写シートも貼っていただく必要があります。このページではその転写シートをカッティングシートへ貼る方法を紹介します(施工方法の説明記事ではありません)。

切り売りのシート(何もデザインがカットされていない状態)を、お客様がデザインをカットした後の状態から動画はスタートします。

1. 0:02)転写シートの切れ端でホコリを取ります。
細かいホコリがあれば、転写シートの切れ端でなぞるとホコリが取れます。マスキングテープなどで弱粘着のテープも使えます。

2. 0:11)転写シートがカッティングシートよりも大きいことを確認します。
カッティングシートの上に転写シートを載せ、転写シートの方が大きいことを確認します。最低限、デザイン部分よりも転写シートが大きければ作業できますが、大きめの方が作業しやすいです。もし僅かに転写シートの大きさが足りない場合は、マスキングテープを足りない部分に貼ってください。この時点ではまだどちらにも台紙が着いた状態です。

参考:自作してみよう

3. 0:16)転写シートの端を少し剥がして、カッティングシートを覆うように上に載せます。
転写シートの一辺を少しだけ台紙から捲り、剥がした部分の台紙はしっかり折ります。台紙の一部を折っていないと、この後の作業で剥がした台紙の段差が邪魔になり作業しづらくなります。

4. 0:25)転写シートで机も一緒に貼り付けて固定します。
転写シートの剥がした部分をカッティングシート、カッティングシートの台紙(剥離紙)、机を一緒に貼ります。机も一緒に貼ることで、全てが固定され作業が格段にしやすくなります。

5. 0:37)シワなくカッティングシートが貼れたら、スキージで圧着します。
空気が入らないように慎重にスキージで少しずつ圧着します。動画くらいのサイズであれば、スキージをスライドすると同時に転写シートの台紙も自動的に捲れます。

ポイントは前項で説明した転写シートがカッティングシートと作業台の両方に貼り付けることです。作業台に転写シートとカッティングシートが固定されて動きません。逆に机に転写シートが貼り付いていない場合は、動画のようにスキージをスライドさせるとカッティングシートも動いてしまうため、とても作業しづらいです。

もっと大きいサイズの場合は、中央にスキージをあてがい、そこから上下を圧着します。中央に空気が入ると抜けないため、外側に向かって圧着します。

参考:転写シートを圧着

6. 0:41)はみ出た転写シートは切り落とします。
このまま施工に使用しても良いですが、端を切り落とした方が施工する際に水平垂直を取りやすいと思います。

7. 1:07)完成です。
意外と簡単に貼ることができたのではないでしょうか?皆さんも是非DIYにチャレンジしてみましょう!

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