大きいサイズの貼り方
おおよそ40cm x 40cm以下のサイズであれば、慣れていない方でも慎重に作業すれば簡単に貼れると思います。しかしそれ以上のサイズになると、1人での施工作業自体が難しくなり難易度が上がります。大きいサイズを貼る際に注意していただきたい点を紹介します。
2人以上で作業を行う
大きいサイズはどうしてもヨレてしまうことや、位置決めが難しいため、2人以上で作業してください。
カッティングシートは薄く伸びやすい素材ですので、ヨレて意図しない場所に張り付いてしまい、カッティングシートを剥がすとカッティングシートが伸びてしまいシワの原因になります。
ヨレないように長い定規を当てる
写真のように長い定規を転写シートに貼ると、ヨレずに”辺”で持つ事ができます。特に小分けにして貼れないベタの部分が多いデザインで有効な方法です。
参考記事:小分けに切ってから貼る
なるべく水貼りで行う
カッティングシートは一度貼ってしまうとやり直しが効きにくいため、水貼りで施工することをお勧めします。水貼りであれば、もしズレた位置に接着面が触れても、完全に施行面に圧着するまではある程度位置決めのやり直しが効くからです。
水貼りと聞くとやや難易度が上がりそうなイメージですが、実際に作業してみると、通常の貼り方(ドライ)と比べ、洗剤水を吹きかけるくらいしか違いがありませんので、実際にはイメージよりはハードルは低い施工方法だと思います。もちろん水貼りができるのは、洗剤水を吹きかけても大丈夫な施工面に限ります。
貼り付け作業を業者に頼む
カッティングシートは一度貼ってしまうとやり直しが効きにくいため、大きいサイズは業者に頼むのも一つの手段です。特に経験が浅い状態で大きいサイズにチャレンジするのはあまりお勧めしません。
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。