シール剥がしの代用品!除光液を使ったシールを剥がす方法をご紹介
シールを剥がすときに使うシール剥がしですが、なかなか機会がないと購入することもないので持っていない方も多くいるかと思います。今回はシール剥がしの代用品として使える除光液を使ったシールを剥がす方法をご紹介します。また、除光液はカッティングシートを剥がす際にも使えるのか?という疑問にも迫っていきます。除光液は主にマニキュアを落とすものとして使われることが多いのですが、シールやカッティングシートを剥がす際にも活躍するアイテムとしておすすめです。100均で手軽に購入することもできるので、ぜひ試してみてください!
シール剥がしの代用品!除光液を使ったシールを剥がす方法とは?
シール剥がしの代用品として使うことができる除光液ですが、一体どのようにしてシールを剥がすのでしょうか?ここでは、除光液を使ったシールを剥がす方法やその注意点・カッティングシートは除光液で剥がすことができるのか?についてご紹介します。
除光液を使ったシールを剥がす方法とは?
シール剥がしに使う材料
- 除光液
- サランラップ
- いらなくなったタオル
- ヘラ
除光液を使ったシールの剥がし方
- シールに除光液を満遍なく染み込ませる
- 除光液が浸透するようにうえからサランラップをかける
- そのまま5分放置する
- 10分経ったらサランラップを剥がす
- ヘラを使ってシールの端からゆっくり剥がしていく
- 最後にタオルで残った除光液やシールのカスを取り除く
カッティングシートにも除光液は使えるの?
カッティングシートは、表面が塩化ビニール素材になっているので、上から除光液を染み込ませることができません。このような性質を持ったカッティングシートは除光液できれいに剥がすことができるのでしょうか?
準備するもの
- 除光液
- 綿棒
- ヘラ
- サランラップ
- いらなくなったタオル
作業手順
- 綿棒に除光液をたっぷり染み込ませる
- カッティングシートの輪郭に沿って綿棒でなぞる
- カッティングシートのうえからサランラップをかぶせる
- そのまま5分間放置する
- ヘラでカッティングシートの端からゆっくり剥がしていく
- カッティングシートと下地の間に除光液を染み込ませるように綿棒でなぞる
- 3〜5を繰り返す
- カッティングシートを剥がしたら残った除光液をタオルで拭き取る
カッティングシート自体には除光液を染み込ませることができないので、カッティングシートと下地の間に除光液を染み込ませるようにしてヘラで剥がしていきましょう。作業をする際は十分換気をした環境で行なってください。
除光液を使う際の注意点とは?
換気を十分にする
除光液には有機溶剤であるアセトンという化学物質が含まれており、大量に吸ってしまうと人体に悪影響があります。ですから除光液を使う場合は、必ず部屋の換気をしたり屋外で作業したりするように注意しましょう。マスクをするのも効果的な方法です。
除光液に素手で触れないようにする
除光液は臭いも強いので、直接手で触れると臭いがついてしまうこともあります。また、人によっては肌が荒れてしまうこともありますので、なるべく除光液が手につかないようにビニール手袋をはめて作業することをおすすめします。
シール剥がしには他にどんな方法が?
ここでは、除光液以外を使ったシールやカッティングシートを剥がす方法について3つほどご紹介します。家にあるものや手軽にチャレンジできる方法ばかりですので、ぜひ試してみてください。
ドライヤーを使ったシール剥がしの方法
ドライヤーを使ったシール剥がしの方法はいかがでしょうか?ドライヤーならほとんどの方が持っているアイテムなので、シール剥がしや除光液が手元になくてもすぐに行動にうつすことができます。また、車のボディーや表札などに貼っているカッティングシートを剥がすときにも使える方法です。では、ドライヤーを使ったシール剥がしの方法についてご紹介します。
準備するもの
- ドライヤー
- ヘラ
- いらなくなったタオル
作業手順
- シールやカッティングシートのうえからドライヤーの温風を3分間当てる
- ヘラを使ってシールやカッティングシートの端から素早く剥がしていく
- 剥がれにくく感じてきたら1と2の作業を交互に繰り返す
- 剥がし終わったらシールのカスをタオルで取り除く
ライターオイルを使ったシール剥がしの方法
ここでは、ライターオイルを使ってシールを剥がす方法をご紹介します。カッティングシートを剥がす際にも使える方法なので、ぜひ試してみてください。シールやカッティングシートの下地がプラスチックや塗料が塗ってある素材の場合、下地に影響してしまうことがありますのでご注意ください。また、ライターオイルは気化する性質を持っており、大量に吸ってしまうと大変危険なので換気を十分した環境で作業してください。作業の際はライターオイルが直接手につかないようにビニール手袋をはめて作業しましょう。
準備するもの
- ライターオイル
- サランラップ
- ヘラ
- いらなくなったタオル
- ビニール手袋
作業手順
- シール全体にライターオイルを染み込ませる
(カッティングシートの場合は、カッティングシートと下地の間にライターオイルを染み込ませるようにする) - ライターオイルが十分浸透するように、うえからサランラップをかける
- そのまま30秒放置する
- サランラップを剥がす
- ヘラを使ってシールやカッティングシートの端からゆっくり剥がしていく
- 最後にタオルでシールのカスやライターオイルをきれいに拭き取る
消しゴムでこするシール剥がしの方法
最後は消しゴムを使ったシール剥がしの方法についてご紹介します。こちらの方法はシール剥がしだけでなく、シールやカッティングシートを剥がした後に残ったシール跡をきれいにすることもできる方法です。消しゴムであれば家にある材料なので、手軽にチャレンジすることもできます。また、安全性も高い方法なのでペットや小さいお子さんがいる方におすすめの方法です。
準備するもの
- 消しゴム
- いらなくなったタオル
作業手順
- シールの端から攻めるように消しゴムでこすっていく
- 大部分のシールを剥がすことができたら、細かい剥がし跡を集中的に消しゴムでこする
- 最後にタオルで消しカスやシールカスを取り除く
まとめ
いかがでしたか?除光液を使ったシールを剥がす方法は、比較的簡単に取り組むことができるのでおすすめです。除光液を使ったカッティングシートの剥がし方も参考にしてみてください。また、除光液以外のアイテムを使ったシール剥がしの方法も活用しながら、DIYで使ったシールやカッティングシートをきれいに剥がしてみましょう。下地の素材や作業環境には十分注意してシール剥がしにチャレンジしてください。もし剥がしにくいようであれば、代用品ではなくシール剥がしを使用してくださいね。
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。