カッティングシートでウォールステッカーを手作り!必要なモノやオシャレな活用方法は?
おしゃれな飲食店やサロンへ行った時に、ウォールステッカーを目にすることがあります。「かわいいな〜」「おしゃれだな〜」「家にもお洒落なウォールステッカーを貼ってみたいな」と思うことがあると思います。
そんなウォールステッカーを自作する時に必要な道具や作り方、おしゃれな活用方法などを紹介します。
「ウォールステッカーっておしゃれなものだし、自分は不器用だから向いていないかも」と思っていらっしゃるからもご安心ください。
意外と簡単に作れて手軽に使用できますので、是非この記事を読んでアイデアの参考にしてください。
カッティングシートは塩ビのステッカーで、主に車やディスプレイに使用されることが多いです。これを壁に貼ったものをウォールステッカーと呼びます(厳密に言えば印刷ステッカーのウォールステッカーもあります)。
ウォールステッカーを自作する際に必要な物
いざウォールステッカーを作ろう!と思ったはいいものの、何を用意すればいいかわからない…、という方も多いと思いますので、まずは必要な物、あれば便利な物を紹介します。カッティングシートは最寄りのホームセンターなどで購入できますし、Amazonなどの通販でも一式をそろえることができます。
必要な物
まずはどんなデザインにするかというデザイン案です。できるだけ具体的なサイズ、デザインを決めておきましょう。
- カッティングシート:素材となるカッティングシートです。様々なカラーや、種類によって使用できるシーンが異なりますので、ご希望の用途にあったカッティングシートを探してみてください。
- マスキングテープ:マスキングテープは最後にカッティングシートを目的の位置に貼り付ける際に使用します。本来は転写シート(リタックシート、アプリケーションシートともいいます)を使用しますが、専用の物になりますので、作るのが小さいものであればマスキングテープで代用してもOKです。
- カッターナイフまたはハサミ:慣れている方で作業しましょう。曲線が多いデザインですとハサミ、それ以外はカッターナイフの方が作業しやすいと思います。
あると便利な物
- 転写シート:
マスキングテープは代用品ですが、転写シートは専用の商品です。カッティングシートを転写シートに転写し、目的の場所に貼り付けて圧着し、最後に転写シートを剥がして完成となります。 - デザインナイフ:カッターナイフよりもより細かい作業に向いているのがデザインナイフです。DIYをよくされる場合は1本持っておくと非常に便利です。
こうして必要な物を並べてみると、カッティングシートさえ用意すれば、意外と家にあるものだけで、簡単にウォールステッカーを作ることができることがお分かりいただけるかと思います。
ウォールステッカーの作り方の手順
1.カッティングシートを購入
ホームセンターなどで購入する場合、ロールで切り売りされている事が多いです。余裕を見て少し多めに購入してください。粘着力によって壁紙向けのものや屋外用など種類があるため、必ず店員さんに確認してください。ロールの巻グセが付いてしまっている時は、重しを乗せて巻グセが完全に取れてから作業に移りましょう。
2.デザインをカットする
デザイン案をカッティングシートに裏返してセロテープで固定してデザインをカットします。なぜ裏返さないといけないのかといいますと、カッティングシートをその向きのまま固定して切り進めてしまうと、仕上がった際に左右反転した状態になってしまうため、デザイン案を固定する際には必ず裏返して固定しましょう。
この時にあると便利なのが、普通のカッターナイフではなくプラモデルを作る際に使用されるようなデザインナイフです。デザインナイフは普通のカッターナイフと比べますと、非常に小回りが効き、細かい作業に向いています。果物を切る際に、普通の包丁ではなく果物ナイフを使うような使い分けですね。
デザイン案なのですが、例えばネコのウォールステッカーを作りたい場合は、ネコの写真やイラストをコピーしてそれを切り抜くと簡単にデザイン案ができますし、コピーしたものをかたどって切るのはそれほど難しくないのでこの方法はとてもおすすめです。
細かい作業になる場合は、前述のとおりデザインナイフなどがあると便利ですが、手軽にハサミでカットしても大丈夫です。曲線などはデザインナイフよりもハサミの方が作業し易いと思います。子供と一緒にハサミで切って、そのステッカーをお家に貼ると楽しいかもしれませんね。
3. カッティングシートのシール部分をはがして壁に貼る
カッティングシートの不要な部分を剥がして、デザイン部分のみが残った状態になっていると思います。シートが全て1つにくっついたデザインであれば、そのまま剥離紙から剥がして貼っても構いませんが、もし「ABC」などバラけれているデザインを一度に貼りたい場合は、カッティングシートの上からマスキングテープを貼ってください。その状態で剥離紙を剥がすと、マスキングテープにカッティングシートが付いた状態になり、カッティングシートの粘着面が露出した状態になります。こうすることで転写シートの代替品として使用することができ、カッティングシートの粘着面を汚さず、デザインもバラけずに貼り付ける事ができます。
剥離紙を剥がしたら、目的の位置に貼り付けてしっかり圧着したらマスキングテープを剥がして完成です。
4.ウォールステッカーのお洒落な活用方法を紹介!
ウォールステッカーのオシャレな活用方法として、壁に貼るだけでも十分部屋の印象が変わり、華やかさが全然違って見えると思います。壁以外の場所に貼っても面白いです。例えばコンセントやトイレの便座、本棚などにもワンポイント貼ると、家全体まで華やかに大変身させる事ができます。
まとめ
ウォールステッカーの作り方や活用方法などをご紹介してきました。作成時間は簡単なものですと慣れると10分ほどで済みますので、新しいデザインが浮かんできても、どんどん作る事ができます。家の中がおしゃれに大変身してくれること間違いなしです。小さいお子様などがいるご家庭ではお子様と一緒に遊びながら作ってどこかに貼ってあげると落書きと違って簡単に処理することもできますし、大きくなった時の笑い話にもなるかもしれませんね。
意外と簡単に作れて、家の中を華やかにしてくれるウォールステッカー。必要な物はホームセンターなどで売っているカッティングシートがあれば、後は家であるもので作れますので、時間が空いている方や家の中を手軽にアレンジしたい、という方にはとてもお薦めなDIYになります。DIY入門編としても簡単かつ綺麗にでき、これからDIYを始めようと思っている方にもとっつきやすく、失敗しても取り返しのつきやすいウォールステッカーを是非作ってみてはいかがでしょうか?
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。