【DIY初心者必見】転写シートを使ったシールの作り方をご紹介!
「転写シート」と一口に言っても、さまざまなバリエーションがあります。カッティングシートを貼るときに使う「転写シート」やアイロンなどの熱を加えて使う「熱転写シート」、そしてシール状になっている「転写シール」など数多く存在します。
誰でも気軽に購入でき、かつ材料を選ぶことで布・紙・金属・ガラス・プラスチックなどさまざまな素材に貼れる「転写シート」は、DIYの中でも非常に人気です。
そこで本日は、転写シートの中でも人気のある「転写シール(シール状のもの)」の作り方に関してご紹介いたします。この記事を読むことで、シートに対する知識が増し、DIYの幅が広がること間違いなしです。
そもそも「転写シート」とは?
転写シートとは、実はさまざまな意味を含む言葉であるため混同して使われていることが多いです。本来「転写シート」とは、カッティングシートを施工面に貼る前にカッティングシート転写させるためのシートのことです。転写シートは、アプリケーションシートという呼び名もありますが、どちらも上記の意味で使用されます。
また、カッティングシートの中には熱転写によってデザインをプリントするシートがあり、その材料を「熱転写シート」と呼びます。省略して「転写シート」と呼ばれることもありますが、先ほどご紹介したアプリケーションシートとは別の材料です。
そして今回ご紹介する「転写シール」ですがこちらは見た目がシート状になっていることから「転写シート」と呼ばれることがあります。しかし「デザインを転写するシール」であり、アプリケーションシートとは異なる商材になります。
つい、一緒に纏めてしまう転写シート。お買い求めの際には上記のことを頭に入れておくと役立つでしょう。
転写シートを使ってオリジナルシートを作ってみよう!
転写シートは用途によって使い分けられます。今回はシール状にして、さまざまな材料に貼ることのできる「転写シール(シール状のもの)」の作り方をご紹介いたします。
用意するもの
- 転写シール
- プリンター
- PC
- ハサミ/カッター
作り方
- デザインを考える
- デザインをプリンターで印刷する
- 印刷したシートを乾燥させる
- シートに空気が入らないように透明フィルム(粘着剤)を貼る
- 好きな大きさにカットする
- 透明フィルムを剥がし、好きな場所に貼る
基本的にPCとプリンターがあれば、転写シールを作ることが可能です。意外にも用意するものは少なく、簡単な工程で作れます。
また、転写シールを作成時は下記の2点に注意しながら作ると、上手な仕上がりになります。
- 印刷するときに転写印刷を行うこと
- 透明フィルムを貼るときに空気が入らないようにすること
転写シールを作成する場合、PCの印刷の設定を“左右反転”にすることで転写用のシールが完成します。シートに印刷する前に一度コピー用紙で仮印刷をオススメします。また透明フィルムに空気が入ってしまうと実際にシールを貼るときにシワが寄り、剥がれやすくなってしまう原因になるのです。透明フィルムを貼る際は焦らず慎重に行うようにしましょう。このポイントさえ押さえておけばご自身の納得がいく仕上がりになること間違いなしです。
転写シート以外でシールを作るためにはどうしたらいい?
先ほどの紹介で「PCやプリンターがないからオリジナルシールは難しい・・・」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで転写シート以外の材料でシールを作る方法の紹介です!
- ラミネートシートを使う
- カッティングシートを使う
まず、お気に入りのデザイン(雑誌の切り抜きやマスキングテープなど)がある方には「ラミネートシート」を使った方法がオススメです。好きなデザインの紙をラミネートシールで挟み込むという方法で、ラミネートシートはホームセンターや100円ショップで取り扱いがあり手に入りやすい素材です。
作り方は以下の記事に載っているのでチェックしてみてください。
そして、オリジナルステッカーを作りたいけれどPCやプリンターが無いという方には、「カッティングシート」を使った方法がオススメです。
カッティングシートはすでに色・柄のフィルムが接着剤についたシートなので、お好きなデザインに切るだけでオリジナルシールを作れます。転写シールよりも耐久性も優れており、施工後も長く楽しんでいただける材料です。シート自体大判のため、シールだけでなくDIYの材料としてさまざまな素材に貼れて非常にオススメです。カッティングシートの施工に関しては以下をチェックしてみてください。
面倒なことはクワックワークスが引き受けます!
弊社クワックワークスでは、カッティングシートの製造から納品までを承っており、専用のフォームからデザインさえお送りいただければ、すぐに貼り付けられる状態で納品させていただきます!オリジナルデザインのカッティングシートが1枚から制作することができるのです!
はじめての方のページではできること、できないことが書かれていますので、ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。
また制作実績のページには、今までご注文いただいたお客様が実際に施工された後の写真を沢山掲載させていただいておりますので、ご参考にしてください。
まとめ
転写シートにはさまざまな使い方があり、使い分けができるという点が最大のメリットです。また手作りのシールを作ることによって、シールサイズやデザイン詳細までこだわれ、カッティングマシンを使えば一度できたデザインを大量生産することが可能になります。何より、シール自体とシールを貼ったものに愛着が湧くのではないでしょうか。ぜひ転写シートを活用してお気に入りのシールを作ってみましょう!
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。