【DIY好き必見】ウォールステッカーの作り方とは?詳しく解説!
ウォールステッカーとは、壁に貼るデザインステッカーのことです。DIYの中でも誰でも手軽に施工できるため、今もなお高い人気があります。市販のウォールステッカーは様々なデザインがありますが、サイズや色合いなどをこだわると、なかなかご自身の要望通りにはいかないところもありますよね。そんなモヤモヤを解消すべく、今回は「ウォールステッカーの作り方」をご紹介します。ウォールステッカーを自分で作ることによって、こだわりを全部詰めた世界にひとつだけのオリジナルステッカーを部屋に貼ることができるのです。作り方は意外にも簡単!ぜひ最後まで読んで、知識をつけてください。
ウォールステッカーの基礎知識
記事 – 味のあるエントランスづくりならカッティングステッカーで
ウォールステッカーを自作するための材料とは
ウォールステッカーを自作するためには以下の材料がオススメです。
- カッティングシート
- 転写シート
カッティングシートとは「接着剤付き塩ビフィルムシート」のことです。良く街中のショップ入り口などでガラスに貼られている「切り文字ステッカー」などに使われている材料です。屋内外どちらにも使用できる素材で、ウォールステッカー同様誰でも簡単に施工することができます。この材料はハサミやカッターを使って切ることができるので、お好みのデザインに合わせてご自身で加工ができます。
また転写シートとは、カッティングシートを貼るためのシートです。透明タイプ・和紙タイプ・エンボスタイプなど、目的や貼る面に合わせて種類を選び施工します。このシートがあることによって、文字などを貼る際バラバラのカッティングシートを一気に施工することができるため便利なアイテムです。
ウォールステッカーの施工例
自作するためにはアイディアを収集することが大事です。
SNSや様々なサイトをチェックしてみましょう!
オリジナリティーあふれる部屋にチェンジ!
シンプルな壁が一気にオリジナリティーあふれた雰囲気になります。
大胆な風景
白い山々の風景画で、大胆な和風の雰囲気に。
オフィスのオシャレ空間
シンプルなオフィスの壁が、おしゃれな雰囲気に早変わりします。
面白いアイデア
非常口の誘導灯の下に、ロープをつたって避難しているような人影が!アイデアが面白いですね。
貼る前に確認するべきこと
ウォールステッカーには、残念ながら貼るのに向いていない壁があります。それが「凹凸のある壁」です。ガラスや塗装壁、平滑なクロス壁であれば問題ないのですが、エンボスがなされているクロス壁や和室で良く使われている土壁などは貼れない可能性があります。
万が一凹凸のある面に施工したい場合は、試しに小さいシールなどを貼ってみてください。そうすることですぐシールが剥がれたり、問題なかったりなど経過を見ることができます。
問題なければ、次のステップ「制作」に進みましょう。
ウォールステッカーを作ってみよう!
記事 – 内側からカッティング用シートを貼りたいならデザインを反転で解決!
使用する材料と道具
- カッティングシート
- カッター(デザインナイフ)
- カッティングマット
- スティックのり
- デザイン画のコピー
- マスキングテープ
- 転写シート
基本的に上記の道具は全てホームセンターで揃えることができます。
足りないものがあったら準備しましょう。
作業手順
ウォールステッカーの作り方は、カッティングシートで切り文字を作成するときの施工手順と同じです。以下の手順で作業を進めていきましょう。
- デザインを印刷する
- スティックのりで、印刷したデザインをシートに貼り付ける
- デザインのアウトラインに沿って切り抜く
- 背景のいらない部分を剥がす
- ピンセットを使って、糊付けしたコピー用紙を剥がす
- 切り取りが甘かった部分を確認し、必要に応じて再度カットする
- カッティングシートの上からマスキングテープを貼り付ける
- 対象物に貼り、マスキングテープを剥がす
ポイントは「3. デザインのアウトラインに沿って切り抜く」をいかに正確に行えるか、というところです。ウォールステッカーのデザイン次第ですが、切り文字を作成するよりもカットの難易度が上がることが多いでしょう。できるだけ刃の細いカッターを使うことで、繊細なカットもしやすくなるので、適した道具を使うようにすると良いと思います。
また、細かなカットが苦手という方は、カットをプロにお任せするという方法もあります。希望のデザインにカットされた状態で届くのは非常に助かりますよね。気になる方はぜひはじめての方のページをチェックしてみてください。
ウォールステッカー作成の注意点とは?
自作ウォールステッカーの注意点をお教えいたします!
- カッティングシートの一番薄い紙を残すように切ること
- カッティングシートの線はあまり細くしすぎないこと
- 本番を貼る前に材料の端切れでテスト貼りすること
カッティングシートをご自身でカットするときは、一番下の台紙を切らないようにカットしましょう。そうすることで台紙が剥がしやすくなり、施工もスムーズになります。
そしてカッティングシートのデザインを細い線にしすぎると、台紙を剥がすときに切れやすくなります。あまり細すぎるデザインは避けたほうがベターです。
そして本番のシートを貼る前に一度同じ材料でテスト貼りすることをオススメします。壁によっては接着剤に負けて表層が剥がれてボロボロになってしまうことがあります。この面に貼って問題ないかどうか、事前にチェックするようにしましょう。
まとめ
ウォールステッカーは、注意すべきことを押さえたら誰でも簡単に作ることができるため、自分好みの部屋を作ることができるアイテムです。
家具だけでなく、壁にも個性を出すことで、あなたらしい素敵な空間を演出できるのではないでしょうか。カットなど細かな作業をプロに任せることでDIY初心者にも挑戦しやすくなるでしょう。ぜひ素敵なDIYライフをお過ごしください!
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。