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初心者にも簡単!カッティングシートでステンレス製の表札を自作しよう!

ステンレスの表札

おしゃれなステンレス製の表札が欲しいけれど、製作費が高くて躊躇する人もいいらしゃるのではないでしょうか。しかし、少し工夫すれば、表札は専門業者に依頼しなくても自作することが可能なのです。手作りですので、オリジナリティ溢れるデザインにするなど、自分好みに仕上がり易くなるでしょう。この記事では、カッティングシートとステンレス板を用いて、コストを掛けずにDIYで表札を作る方法を紹介します。

カッティングシートで表札を自作するメリットとは

家にとって表札は、訪問者が訪問先を間違えないためだけにある訳ではありません。その家に住む人の印象を表現する大切な物です。スタイリッシュで清潔感がある表札から受けるイメージは決して悪いものにはならないでしょう。オシャレで美しい仕上がりの表札は専門業者にオーダーして製作できますが、業者では事前に用意されているフォントや素材の中から依頼者が選択するスタイルでデザインが決定するため、一般的に自由度は低くなりがちです。自由度の高い表札も制作できますが製作費も比例して高額になります。

このため、オリジナリティの高い表札をコストを掛けずに作りたいなら、自作するのがいいでしょう。ステンレス製の表札でも自作は可能です。金属を彫刻するスキルは必要ありません。カッティングシートと呼ばれる塩ビフィルムシートを使用すれば、誰でも簡単に表札を自作できます。カッティングシートはプロにも使われている素材で、店舗などの看板から自動車のボディまでさまざまな物に貼られている便利なものです。もちろんステンレスにも貼れますので、自分好みのデザインをそのまま表現できます。

プロにオーダーしたような仕上がり

プロにオーダーしたような仕上がりにしたいなら、アプリなどで好きなフォントや模様を制作して出力した印刷物をベースにデザインするといいでしょう。たとえばツル草模様のような繊細な装飾であっても、カッティングシートを使えば表現しやすいのが大きなメリットです。オリジナリティ溢れる表札がいいなら、自分で直接書いた文字をベースにデザインするのもひとつの方法と言えます。カッティングシートはホームセンターやインターネット通販などで1,000円前後の値段で購入できますが、表札用であれば屋外での使用に適した製品を選ぶと耐久性に優れるでしょう。ステンレスプレートは、ホームセンターなどで購入できます。

30cm前後の小さなサイズであれば、600円前後から2,000円前後の値段で売られている場合も多いですが、ステンレスプレートの厚みによっても値段は異なるのでよく確認しましょう。表札製作の専門業者にオーダーすれば安価なもので10,000円程度はかかるので、自作すれば多くの場合、製作費は半額以下に抑えられます。集合住宅などで表札の土台がある場合は、カッティングシートのほか、糊やカッターなどがあれば自作が可能です。また、自分でカッティングシートを貼ってやり直したい場合もドライヤーなどを使って剥がすことも可能ですので、あまり失敗を恐れず自作に挑戦できるのは大きなポイントですね。

表札の自作でカッティングシートを使う方法

表札に使う名前は、苗字だけかフルネームなのか、家族全員の名前を表示するのかまず考えてください。シンプルなデザインにしたいなら苗字のみが向いていますが、家族の名前を表示すれば温かみのあるデザインになるでしょう。また、アルファベットと漢字のどちらを使用するかでも表札の雰囲気は異なります。シンプルかつオシャレなデザインになりやすいだけでなく、個人情報の保護を考慮する場合は、漢字表記が外部に漏れにくい点でアルファベット表記が適しているでしょう。

一方で、漢字表記は風格が感じられる雰囲気の表札に仕上がるメリットが大きいです。どの様な表示にするかを決定したらグラフィックデザインソフトなどを使って、フォントや装飾などをデザインし、プリントアウトします。自筆がいい場合は、薄めの紙にデザインを書いてください。次に、デザインした下絵となるものをカッティングシートへ糊で貼り付けますが、後の工程で剥がすため、粘着力が弱めと言えるスティック糊やスプレー式の糊などを使うといいでしょう。

下絵をカッティングシートへ貼り付けたら、下絵の文字や装飾の縁に沿ってカッターで丁寧にカットします。この時、カッティングシートの台紙まで切ってしないように注意してください。名前や装飾がカットできたら、カッティングシートに傷を付けないようにしながら丁寧に下絵を剥がしましょう。下絵を取り除いたら、デザインをカットしたカッティングシートにレイアウトが崩れないようにマスキングテープを貼ります。

デザイン全体をマスキングテープで覆うように貼りつけるのが大切です。マスキングテープと一緒にカットしたデザインをカッティングシートの台紙から剥がせば、カッティングシート裏のシール面が露出しますので、そのままステンレスに貼りましょう。剥がれないようにしっかりと押さえつけて貼り、マスキングテープを剥がしたら転写が完了します。

カッティングシートを自作してみよう!

クワックワークスの制作実績の紹介

自然光と切り文字シールがつくり出す美しいエントランス

表札に貼った切り文字シール
記事 – 自然光と切り文字シールがつくり出す美しいエントランス

切り文字ステッカーは表札にも最適です

ポストに貼られたカッティングシート
記事 – 切り文字ステッカーは表札にも最適です

カッティングステッカーの表札で玄関回りをスッキリと

表札にしたカッティングステッカー
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カッティングシートを使えば表札は自作でも美しく仕上がる

表札の自作はカッティングシートを使うだけで、繊細な表現も可能になりますし、丁寧に取り扱えば美しく仕上げられます。ステンレスにもしっかりと貼り付くので、低コストで製作したい人にはDIYが向いているでしょう。また、デザインから自分で行うので自由な表現も可能になり、オリジナリティ溢れるオシャレな表札が欲しい人にも適しています。

装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。
中川ケミカル社の公式サイトより引用

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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。

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