カッティングマシン「スキャンカットCM650」とは?特徴・スペックを紹介!
スキャンカットとは、ブラザー社が販売しているカッティングマシンです。カッティングシートや紙・布や薄いプラスチックのカットを自動化できます。その中でCM650Wはハイグレードモデルとして、さまざまなDIYに役立つマシンです。そこで当記事では「スキャンカットCM650W」の特徴について詳しく解説します。
家庭用カッティングマシン「スキャンカット CM650W」の特徴
スキャンカットには「スキャンカットシリーズ」と「スキャンカットDXシリーズ」の2種類があります。今回紹介するCM650Wは「スキャンカットシリーズ」のひとつで、シンプルな操作性が特徴です。スキャンカットシリーズには他にもCM100とCM300があり、それぞれ特徴が異なります。他の型とCM650Wが大きく異なる点は、データの受け渡し方法です。CM100はUSBメモリ、CM300はUSBメモリとUSBスレーブになります。しかしCM650Wは無線LANを利用したデータの転送も可能です。そのためパソコンから本体へのデータ転送がスムーズに行えます。
CM650Wの基本スペック
CM650Wの基本スペックは下記の通りです。
最大カットサイズ
- 296mm×298mm (12インチマット)
- 296mm×603mm (24インチマット)
データの受け渡し
- 紙:0.1~0.3mm
- フェルト系:0.2~1.5mm
本体サイズ
- 49.7×18.5×16.8 cm
価格
- オープン価格
ブラザー社のHPでは、CM650Wの価格はオープン価格となっています。CMシリーズで人気のある「CM300」は4万円前後で販売されているので、CM650Wはそれよりやや高めの価格が想像されます。販売店舗によって金額が異なるので、探してみるとよいでしょう。
なお詳細はCM650Wのスペック詳細ページをご確認ください。
Brother – ScanNCut CM650W
「スキャンカット CM650W」の製品ポイント
CM650Wには以下4つの製品ポイントがあります。
- 大きなタッチパネル
- カットデータが手軽に作成可能
- 様々な素材がカット可能
- 無料Webアプリ「Scan N Cut Canvas」が使用可能
大きなタッチパネル
CM650Wは従来機種より液晶画面が大きく作られています。そのため操作性が向上し、初心者の方でも編集がしやすくなっています。
カットデータが手軽に作成可能
手描きや印刷された図案をスキャンして、オリジナルのデータを作成できます。スキャン範囲は24インチまで可能なので、A3サイズもスキャンできます。
様々な素材がカット可能
紙だけでなく、布やプラスティックシート、カッティングシートなどをカットできます。対応可能な厚みは紙:0.1〜0.3mm、フェルト系:0.2〜1.5mmです。
「スキャンカット CM650W」でできること、できないこと
スキャンカットCM650は、家庭用のカッティングマシンです。そのためコンパクトで操作しやすい特徴があります。上記でも紹介した通り、紙だけでなくさまざまな素材が加工できます。スキャンカットCM650があるとDIYの幅が広がるでしょう。しかし小型のマシンなので、大判サイズの加工はできません。看板用の大判ステッカーや車用の大きな装飾ステッカーを作りたい方は、CM650Wよりも大きなカッティングマシンがオススメです。
カッティングマシンを使わずにステッカーを作る方法
スキャンカットCM650Wがあると、誰でも手軽にカッティングステッカーが制作できます。しかしマシンや環境を揃えると、ある程度の費用がかかります。カッティングマシンを頻繁に使用しないのであれば、あまりお金はかけたくない方も多いでしょう。そこでオススメなのが、ステッカー制作を「プロに依頼すること」です。デザインは自分で考えて、シートのカットをプロに依頼します。そうすると初期投資が少なく、ステッカーを制作できます。
弊社クワックワークスでは、お客さまが考えたオリジナルデザインのステッカーを制作している会社です。制作は1枚単位で承っているので、お好きな枚数をご注文いただけます。「カッティングマシンを持っていないけれど、オリジナルステッカーを作りたい!」という方はぜひお気軽にご相談くださいませ!なお弊社の制作実績はこちらよりご覧いただけます。
まとめ
スキャンカットCM650Wは、さまざまなアイテムが作れる家庭用カッティングマシンです。CM650が一台あると、オリジナル作品のクオリティが向上するのでオススメです。しかしカッティングマシンは高価な物。「あまりお金をかけたくない……」という方も多いでしょう。そんな方はぜひクワックワークスまでご相談ください!みなさまからのご連絡を心よりお待ちしております。
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。