細かな部分も手軽にカット!「スキャンカット」の使い方&使用上の注意点
カッティングマシン初心者の方でも手軽に操作できるスキャンカット。カッティングマシンが1台あると、手作りできるアイテムの幅が広がります。しかしマシンの操作となると、不安がつきものです。「買いたいけれど、本当に使いこなせるのか……」と心配の方も多いでしょう。そこで当記事では「スキャンカットの使い方」をテーマに、操作手順について解説します。スキャンカットに興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
手軽にDIY!スキャンカットでできること
そもそもスキャンカットとは、ブラザー社が販売している家庭用カッティングマシンです。本体サイズが比較的小型で、操作性の高さが特徴です。スキャンカットには「スキャンカットシリーズ」と「スキャンカットDXシリーズ」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。スキャンカットシリーズは機能が制限されており、初心者向けの機器です。その一方でDXシリーズは、内蔵のフォントや模様が豊富なので、デザインの幅を広げることができます。各シリーズについては、以下のブログで詳しく紹介をしています。機器の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
- カッティングマシン「スキャンカットcm300」とは?4つの特徴を紹介
- カッティングマシン「スキャンカットCM650」とは?特徴・スペックを紹介!
- カッティングマシン「スキャンカットSDX1000」とは?特徴・スペックを紹介!
- カッティングマシン「スキャンカットSDX1200」とは?特徴・スペックを紹介!
上記の機器にカッターと同じ刃がついており、面倒なカットが自動化できます。手作業でカットするよりも高精度なので、ハイクオリティのアイテムが手軽に制作できます。その中でもスキャンカットは、家庭用のカッティングマシンです。シンプルな操作が可能で、直感的に操作できます。「機械の操作」と聞くと難しい印象をもつかもしれませんが、スキャンカットは初心者にやさしい機器です。「DIYをより深く楽しみたい!」という方にオススメです。
スキャンカットの使い方手順
続いてスキャンカットの使い方手順を紹介します。機器の種類によって操作方法が異なるため、詳しくは各機器の使用手順をご確認ください。
用意するもの
- スキャンカット本体
- カッティングマット
- カットする素材(カッティングシート・紙・フェルトなど)
- パソコン(外部からデータを読み込む場合)
スキャンカットは、本体でデザインできるカッティングマシンです。Illustratorなどの外部デザインソフトでデザインを作成した場合は、転送するための機器を準備しましょう。スキャンカットの中には無線LANで転送できるシリーズもあります。外部デザインソフトで作成する方は、データの転送方法を確認した上で購入することをオススメします。
手順
- カットするための刃を準備する
- カッティングマットに使用する素材(サンプル)を貼る
- (データを読み込む)
- サンプル品を作る
- 実際の素材をカットする
スキャンカットの使い方手順は非常にシンプルです。まずはカットするための刃を本体にセットします。そしてカッティングマットに使用する素材を貼ります。本カットの前に試し切りをする場合は、サンプル素材を貼りましょう。そしてデザインデータを読み込んだあとは、カット作業に移ります。サンプル品をチェックし、デザインの微調整を行った後は、実際の素材をカットして完成です。
スキャンカットは、デザインデータの作成からカットまでの作業が1台で完結します。非常に手軽に始められるので、DIY初心者の方にもオススメです。またブラザー社のホームページに「スキャンカットの使い方」を説明した動画があります。合わせてチェックしてみましょう。
Brother > CM300 > よくあるご質問(Q&A)
スキャンカットを使うときの注意点
初心者にもオススメなスキャンカットですが、使用するときは以下2つの注意点を確認しましょう。
- デザインソフトを確認する
- 制作サイズを確認する
まず一つ目は「デザインソフト」の確認です。スキャンカットはIllustratorなどの外部デザインソフトと連携してデザインできます。しかし使用ソフトによっては、データが転送できないこともあります。各機器の説明欄に補足説明があるので、必ずチェックしましょう。
そして二つ目は「制作サイズ」の確認です。スキャンカットは家庭用のカッティングマシンなので、大判サイズは制作できません。大判サイズを制作するときは「制作可能サイズ」を確認しましょう。万が一スキャンカットで制作できないサイズの場合は、プロに依頼することをオススメします。
スキャンカットで作れない大判サイズのステッカーを作りたい……そんなときは?
スキャンカットはDIYの幅を広げてくれる便利なカッティングマシンです。しかし「大判サイズがつくれない」「本体価格が高い」などの理由で購入を躊躇する方もいるでしょう。そんな方にオススメなのが「プロに依頼すること」です!
クワックワークスは、お客様の考えたオリジナルデザインのステッカーを制作する会社です。デザインは自由なので、世界にひとつだけのカッティングステッカーを制作いただけます。ステッカーのご注文は1枚単位で承っているため、少量の発注も可能です!お好きなデザインをお好きな枚数だけ、ご注文ください。なお弊社の制作実績は以下よりご覧いただけます。車用ステッカーからウィンドウサインまで幅広く制作しているので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
スキャンカットの操作は非常にシンプルで、初心者の方でも問題なくお使いいただけます。またデザイン作成から加工まで出来るので、1台あるとDIYの幅がさらに広がるでしょう。ただし細かな操作方法は機器の種類によって異なります。詳しくはブラザー社のホームページに動画が掲載されているので、参考にしてみてください。
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。