スキャンカットで「プラ板」を作ろう！使い方やオススメ機器を紹介

スキャンカットはブラザー社が販売している家庭用カッティングマシンです。初心者の方でも使いやすく、さまざまなアイテムが制作できます。カッティングマシンを使った加工は、カッティングシートや紙が主流。しかし最近では「プラ板」のカットにも使われています。そこで当記事では「スキャンカットを使ったプラ板の作り方」と題して、DIYアイデアの紹介をします。スキャンカットの購入を検討している方やスキャンカットの使い道を迷っている方は最後までご覧ください。

スキャンカットを使って「プラ板」を作ろう！

そもそもスキャンカットとは、小型のカッティングマシンです。カッティングステッカーやペーパークラフトを作る際によく使われています。スキャンカットでカット出来る厚みは、最大1.5〜3mmです。そのためカッティングシートや厚紙はもちろんのこと、フェルトや薄い布生地も加工できます。

しかしながら「プラ板」となると、カット出来るマシンは限られています。家庭用のカッティングマシンでカットできるものは、基本的に紙やステッカーなど薄手のシート素材。厚みのあるプラ板のカットには対応していません。しかしスキャンカットSDXシリーズは厚み3mm以下の素材のカットが可能なので、プラ板の加工ができます。スキャンカットを使ってプラ板の加工をしたい方は、SDXシリーズがオススメです。

スキャンカットを使った、プラ板の作り方

スキャンカットを使ったプラ板の作り方を紹介します。

用意するもの

• スキャンカットSDXシリーズ
• PC
• カッター
• その他制作に必要なもの

プラ板に対応しているスキャンカットは「SDXシリーズ」です。スキャンカットを選ぶ際は加工できる素材を確認してから購入しましょう。

手順

• カットしたいデザインデータを作成する
• スキャンカットにデータを転送する
• サンプル素材でテストする
• 実際の素材でカットする

プラ板制作の流れは、ステッカーやペーパークラフトの作業と同じです。パソコンでカットデータを作成した際には、スキャンカット本体へデータを転送し、出力を行います。あまり細かなデザインの場合、カットがキレイにできないことがあります。本番の素材をカットする前に、必ずテストをしてから臨みましょう。

スキャンカットを使ってプラ板を作るメリット

続いてスキャンカットを使ってプラ板を作る3つのメリットを紹介します。

• 仕上がりがきれいになる
• 安全に作業ができる
• 場合によっては時短になる

まず一つ目は「仕上がりがきれいになる」ことです。プラ板は厚みのある素材なので、カッターでカットすると手間がかかります。またカットラインがきれいにならず、イマイチな仕上がりになるかもしれません。スキャンカットを使用すると、仕上がりのきれいなプラ板を手軽に手に入れられます。

次に二つ目は「安全に作業ができる」ことです。カッターを使って厚みのある素材をカットすると、どうしても力が加わります。刃先が滑って手を切る恐れもあるので、スキャンカットを使った方が安全に作業できます。

そして三つ目は「時短につながる」ことです。細かなデザインの場合、手作業で行うと時間がかかります。しかしスキャンカットであればカットを自動化できるので、カット時間を大幅に短縮できるでしょう。時間をかけずにハイクオリティなアイテムを作りたい方にオススメです。

プラ板作りにオススメのスキャンカット

スキャンカットには、シンプルな操作性が特徴のCMシリーズと、ハイスペックなSDXシリーズがあります。この中でプラ板に対応している機器は「SDXシリーズ」です。CMシリーズは安価で使いやすいシリーズですが、カットできる素材に限りがあります。布や紙、カッティングシートのみとなっているので、プラ板加工を行う方は「SDX1000」もしくは「SDX1200」を検討しましょう。それぞれの機器の特徴は以下のブログにまとめているので、合わせてチェックしてみてください！

▼スキャンカットSDXシリーズ

• SDX1000 – カッティングマシン「スキャンカットSDX1000」とは？特徴・スペックを紹介！
• SDX1200 – カッティングマシン「スキャンカットSDX1200」とは？特徴・スペックを紹介！

プラ板以外のDIYでも役立つスキャンカット！

プラ板の制作に便利なスキャンカット！しかしプラ板以外のアイテムも制作できます。そこで以下では、さまざまなDIYアイデアを紹介します。

instagram – キャラクターのペーパークラフト

スキャンカットで画用紙をカットすると、可愛らしいペーパークラフトが完成します！データがあると追加制作ができるので、大量生産したいときにもオススメです。

instagram – 箔プリントでオリジナルアイテム制作

高級感の漂う箔プリントをカットすると、手軽にオリジナルアイテムが制作できます。デザインの自由度も高いので、いろいろなパターンが作れますね。

instagram – 車に貼るカッティングステッカー

車や貼るカッティングステッカーもスキャンカットで制作できます。個性的なステッカーが1枚あると、日常のおでかけも楽しくなりますね。

まとめ

スキャンカットSDXシリーズは、プラ板だけでなくさまざまなアイテムが制作できるマシンです。とくにプラ板は手作業で行うと難易度が高いアイテムです。カッティングマシンを使って、手軽にDIYを楽しみましょう。クワックワークスでは他にも、スキャンカットに関する情報を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください！