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カッティングマシンを中古で購入する際の注意点は?

カッティングマシンとは、文字やイラストなどご自身で作成したデザインに沿ってカットする機械です。主にカッティングシートなどを切ってステッカーや紙素材を切ってオリジナルの紙装飾を簡単に作ることができるため、非常に人気のある機械ですが、安いものでも数万円は掛かってしまうため、購入をためらうという方がいるのも現状です。
しかし、今やスマートフォンのフリーマケットアプリなどで、中古品が当たり前のように出回っている時代。PCや携帯など中古で比較的安く購入し使用されている方も身近にいらっしゃるのではないでしょうか?
このサイトでは「カッティングマシンの購入を検討しているけれど、新品を買うつもりはない」と考えていらっしゃる方や、「機械の中古品を買いたい!」と検討されている方向けに、「カッティングマシンの相場」から「機械の中古品を購入するメリット・デメリット」など幅広くお教えいたします!

カッティングマシンはどんなもの?まずは種類を把握しよう!

そもそもカッティングマシンとはどんなもの?
カッティングマシンは大きく分けて「業務用」と「家庭用」の2種類に分けることができます。機器販売時にすみ分けをしているわけではありませんが、「印刷できるサイズ」や「手軽さ」などの観点から分けられております。
基本的に家電量販店などで売られているカッティングマシンは「家庭用」のものが多く、カット可能サイズは400mmくらいまでの物が多いです。
一方で業務用の場合は、メーカーに問い合わせをして購入する流れであり、カット可能サイズは1000mmを超える機械もあります。
また、卓上タイプやスタンドタイプなど機器の形も種類があるため、どのような姿勢で作業するか検討しながら機械を選定することもできます。

カッティングマシンの相場とは?

新品のカッティングマシンの相場とは一体いくらなのでしょうか?

家庭用:約2.5万〜10万弱
業務用:約10万〜100万を超えるものも・・・(ピンキリ)

家庭用・業務用ともにどんなスペックの機械を選ぶかによって金額が大きく異なります。
カッティングシートを使ったステッカー作りを初めて行う方は3万円くらいの機器が相場です。しかし、カッティングマシンの操作に慣れより精度を求める場合や、業務的に必要なスペックなどを求めるとマシン自体の金額が上がってくるため、カッティングマシン とは、実は相場を出すことが難しい機械なのです。自分に「どのようなスペックが必要なのか」チェックしてから問い合わせしてみると、ご自身の欲しいスペックの相場が分かります。
こちらを参考にして必要なスペックを確認してみましょう。

【どのように選ぶ?】カッティングマシンのおすすめ6選を紹介!

お金をかけずに手に入れたい!中古品はあるの?

中古品
欲しいカッティングマシン の新品が予算よりオーバーしていた場合、予算内に収めるためにはスペックを妥協するか、中古品を探すしかありません。
せっかく購入するのに妥協は気が引けるという方には、中古品を探すことをおすすめします。中古販売サイトにもよりますが、カッティングマシンの中古品はあります。ただし出回っている中古品の数は決して多い方ではないため、欲しいタイプの機器があるとは限らないというところが残念なポイントです。中古品を探す際は、型番を決めきらずに「欲しい機能」に注目すると欲しい機器が見つけやすくなります。

中古品おすすめ販売サイトを紹介!

様々なサイトがありますが、有名な販売サイトをご紹介いたします。

中古と聞くと「使い古された」や「年季の入った」というようなイメージがありますが、中には「未使用品」や1・2回しか使われていない「美品」などの取り扱いも豊富です。
このようなまだまだ使える機器を発掘するのは中古品を購入するときの楽しさでもあります。

家庭で使いやすいプロッターを、価格や機能で比較。おすすめはどれ?

機器選定のポイントを紹介!

ご自身の中で必要なスペックを確認したら、以下に気をつけながら機器を探してみましょう。

  • 既に廃盤になっていないか
  • 型落ち品になっていないか
  • 付属品は全て揃っているか
  • 配布されているドライバやカット専用ソフトがPCのOSに対応しているかどうか

まずは機器の「メーカー・品番」を確認しましょう。
機械に貼られているラベルなどから確認できます。品番を確認したらまずパソコンなどを使ってその品番の製品が廃盤や生産中止になっていないかどうか、確認しましょう。
上記のような機器を購入したい場合「メンテナンスができない」という覚悟を持って購入する必要があります。カッターの刃やその他備品などは本体の生産中止とともに市場に出回らなくなるケースが非常に多いです。
メーカーのホームページなどに以下のような情報が載っているので、調べて問題がないかどうかチェックする必要があります。

消耗品例:
https://www2.rolanddg.co.jp/support/cutting/common/cuttool.pdf

また付属品が全て揃っているか確認しましょう。中古品の場合、PCと機器を接続するケーブルがないなど付属品が不完全の場合があります。本体の他にいくら必要か把握するためにもきちんと確認してから購入するようにしましょう。
最後に、配布されているドライバやカット専用ソフトがPCのOSに対応しているかどうかを確認しましょう。1・2回しか使用されておらず出品されている場合は、「美品」や「不具合なく稼働する品」として紹介されています。しかし機械の対応OSが古く、最新のPCでは使えないという場合もあります。必ずチェックしてから購入するようにしましょう。

中古品のメリットとデメリット

中古品を購入する際には以下を把握した上で購入することをおすすめします。

メリット

  • 新品で買うよりも安く手に入る

デメリット

  • 先方の瑕疵がない限り、返品できない
  • メンテナンスができないものも売られている
  • 新品よりも動作が遅い可能性がある

中古品は新品よりも安く手に入る分、購入する際に注意が必要ということになります。しかし「いいものが安く買うことができる」という点は非常に大きいメリットです。デメリットを理解した上で中古機器を探せば素敵な物が手に入るでしょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
中古機械というものは、実際に使ってみないと機器の状態が判断しにくいため、購入するときにどうしてもリスクが生じてしまいます。しかし、選定のポイントをきちんと押さえながら機器を探せば、誰でも掘り出し物を発掘することができるでしょう。
ご自身にとって素敵なカッティングマシンを見つけて、ぜひオリジナルのステッカーを作ってみてください!

装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。
中川ケミカル社の公式サイトより引用

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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。

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