大判ステッカーの印刷方法とは?
ステッカーとは、主に「プリントステッカー」と「カッティングステッカー」の2種類があり、どのステッカーを製作するかによって印刷できる大判サイズが異なります。
それぞれのステッカーの製作可能サイズは作り方や特徴に紐づいているため、ステッカーの基礎を理解することで製作できる大判サイズを知ることができ、ステッカーに対する知識も広がるでしょう。当サイトでは、そのようなステッカーの製作方法やステッカーの特徴などを詳しくご紹介いたします。この記事を最後まで読むことでステッカー作りの一連の流れを把握すること間違いなし!
ステッカーの基本サイズとは?
通常販売されているステッカーは10㎠から500㎠のものが多いです。これは施工のしやすさと汎用性の高さから設定されている大きさですが、ウォールステッカーのように広い面に貼ることを想定しているものは、上記より大きなものが多いです。
プリントステッカーの出力可能サイズは使用する印刷機によって異なりますが、大体B0サイズ(1030mmx1456mm)までのところが多いです。一方でカッティングステッカーの場合、弊社では生地サイズにあわせて最大600mmx3000mmまでの加工が可能です。
このような大判ステッカーは、小さなステッカーと比べてシートの施工難易度が上がり、大判のカッティングステッカーは、小さなステッカーを貼るときと工法を変えた方が綺麗に貼れる場合があります。サイズを決定した際には施工方法の検討も必要です。カッティングステッカーの場合、大きいサイズになると水貼りといわれる方法で貼るのが一般的です。
https://www.quackworks.jp/construction/stick-on/wet/
「プリントステッカー」と「カッティングステッカー」の違いとは?メリットとデメリット
大判のステッカーを印刷する際には、プリントステッカーにするかカッティングステッカーにするか、種類を選ぶ必要があります。それぞれのメリット・デメリットを把握しましょう。
プリントステッカーのメリットとデメリット
プリントステッカーのメリットは、複数の色を同時に使用できる点と施工が簡単という点です。写真のように1枚に複数の色を使用したデザインで作成したい場合はプリントステッカーを選びましょう。また背面がシール状になっており、剥離紙を剥がして貼るだけなので誰でも簡単に施工できます。
一方でデメリットは、プリンタの出力サイズによって作成できる幅が限られるという点と自作する場合、機材コストがかかるという点です。大判印刷の場合、かなり大きな印刷機がないと製作ができないため、オリジナルデザインを検討している方は専門業者に依頼することをオススメします。
なおプリントステッカーは弊社クワックワークスでは承ることはできません。クワックワークスはカッティングステッカーの専門店です。
カッティングステッカーのメリットとデメリット
カッティングステッカーのメリットは、シート種類が豊富で目的に応じて素材を選びやすいという点と耐候性に優れており、丈夫な素材であるという点です。カラーバリエーションが豊富で微妙な色の違いを選べ、屋内・屋外など目的に応じて材料を適正に選ぶことでコスト管理をすることが容易となります。
一方でデメリットはグラデーションなど、フルカラーで表現できないという点です。グラデーションのように色の変化を希望する場合は、プリントステッカーを作成するようにしましょう。フルカラーではなく、単色の組み合わせで1枚のシートに複数の色を同時に使用する事は可能です。
カッティングステッカーは、カッター1本で加工が可能であるためプリントステッカーのように機材がなくても製作できます。手軽に作りたい方はカッティングステッカーがオススメです。
印刷よりも大判サイズが可能!カッティングステッカーの施工例を紹介
大判カッティングステッカーの施工例をご紹介いたします。
カッティングステッカーとは、単色のシートをカットして使用するデザインステッカーで、手軽に大判サイズのステッカーを制作できます。背面に糊が付いているのでプリントステッカー同様手軽に施工でき、カッティングステッカーを施工したことがない方でも問題なく貼れます。
またカッティングステッカーの良いところは、屋外でも使用できる丈夫さと剥がすことが可能でフレキシブルに掲示内容を調整できるところです。
上記の例は弊社の製作事例で、ホームページには他にも参考例がアップされていますので、宜しければ以下の制作実績のページもチェックしてみてください。
https://www.quackworks.jp/products/after/
大判カッティングシートの金額とは?
弊社で取り扱っているシートの大判サイズの金額は下記の通りです。
使用する材料によって大きく異なるため、どのようなデザインが良いか検討したら一度お見積もり依頼をオススメいたします。お見積もりのご相談は以下の無料見積り依頼のページよりお待ちしております。
https://order.quackworks.jp/order/
QUACK WORKSの651標準シート
弊社で取り扱っている「651標準シート」をご紹介いたします。
参考写真:カッティングステッカー
他にもベーシックな621短期シートや個性的なLaラメシート、CS200Meメタリックシートなど数多くの種類を取り揃えております。
まとめ
カッティングステッカーとプリントステッカーにはそれぞれ印刷できる最大のサイズが決まっており、専門業者に依頼する場合でも所持している機材によって加工できる大判サイズが異なります。希望するデザインのイメージが纏まったら、各専門業者にご相談してみると話を進められて良いでしょう。弊社ではカッティングシートの無料サンプル送付やお見積もりのご相談を承っております。ぜひ気軽にご相談くださいませ。
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。