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【解説!】カッティングプロッターとは?オススメ機械7選を紹介!

カッティングシートを使ってステッカーを作るためには、シートを切る道具が必要です。もちろんカッターを使った手作業でもステッカーは作れますが、やはりクオリティを求めるとなると、カッターでは限界があるでしょう。自分でクオリティの高いステッカーを作るためには、カット精度を上げることが重要。そこでオススメなのが、カット精度を格段に向上させる「カッティングプロッター」という機械です。本日は、自作カッティングステッカーのクオリティを向上させる「カッティングプロッター」について、詳しくご紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで、カッティングプロッターの使い方、オススメの機材などさまざまな情報を得ること間違いなしです!

カッティングプロッターにはどんな種類がある?

そもそもカッティングマシンとはどんなもの?

そもそもカッティングプロッターとは、シート状の素材をカットするための機械を指します。主にカッティングシートや画用紙、布など薄い素材を切るときに使い、データで読み込んだデザインの形通りに素材を裁断する機械です。カッティングプロッターには「家庭用」と「業務用」の2種類があり、それぞれの特徴が分かれます。

  • 家庭用:A4サイズのカットまで可能。安価で使いやすい機械
  • 業務用:大判サイズのカットも可能。比較的高価で、大きな機械

家庭用カッティングプロッターは、家庭用プリンタくらいのサイズで小型なサイズが特徴。A4サイズを超えるシートのカットはできないものの、車や小物に貼るステッカーの製作には適した大きさです。操作もシンプルで簡単なものが多く、はじめてカッティングプロッターに触る方にオススメのタイプです。
一方で業務用カッティングプロッターは、さらに大きなサイズのシートが加工できる大きな機械。主にプロのカッティングステッカー業者が使用するような本格的な機械なので、値段・操作性の面から初心者の方には不向きな物ですが、業務用の機械は家庭用の物よりもカットスピードやカットサイズなどが異なるため、業務用カッティングプロッターを使うことで作れる製作物もあるでしょう。それぞれの長所を考えて、製作物にあった機械を選ぶようにしましょう。

【どのように選ぶ?】カッティングマシンのおすすめ6選を紹介!

家庭で使いやすいプロッターを、価格や機能で比較。おすすめはどれ?

オススメのカッティングプロッターを紹介!

まずは「初心者向け」のカッティングプロッターをご紹介します。

SV-8 Roland DG ステカ(A4縦 8インチ幅対応) カッティングマシン「STIKA」

STIKAは、コンピュータの様々なフォントや図形、イラストを自由自在にカットでき、簡単にオリジナルステッカーが製作できます。

【特徴紹介】ステカのスペック・使い方・価格など詳しく解説!

シルエットカメオ4カッティングマシン

シルエットカメオの特徴は厚さ3mmまでカットできる自在性と、それを可能にする刃の多さです。色は白・黒・ピンクの中から選べるカラーバリエーションの多さも人気の理由と言えるでしょう。

家庭用プロッターならシルエットカメオがおすすめ!その理由と使い方をご紹介

小型カッティングマシン シルエットポートレート4

シルエットポートレートの特徴は、なんといってもシンプルなデザインで操作が簡単なこと。さらに本体価格2万円台で、他の機器よりもお手頃な価格が魅力です。

次に、中・上級者向けのカッティングプロッターをご紹介いたします。

中型カッティングマシン ローランドDG社製 CAMM-1 GS-24

こちらは先ほどご紹介したものよりも大判サイズのシートをカットできる機械。塩ビシートをはじめ、反射シートや熱転写シート、サンドブラスト用シートなどさまざまなシートを簡単かつ高精度にカットできます。

中型カッティングマシン グラフテック社製 CE7000-60

こちらも上記と同じく、大判サイズのシートをカットできる中型マシン。プロでも使用するレベルの機械であるため、スピード・品質のクオリティは申し分なしです。

それぞれの機械には特徴があるので、購入する際には候補の機械をよく調べるようにしましょう。操作しやすいシンプルなものがよいのか、それとも今後のことを考えてあらゆる素材がカットできるバリエーションを重視するかによって、選ぶべきカッティングプロッターは変わります。自分がどんなものを作りたいかイメージしながら、それに必要な機械を探してみましょう。

カッティングプロッターを使ってカッティングステッカーを作ろう!

カッティングシートの機械

カッティングプロッターは、デザインソフトと連動させて使うものなので、必要なものと使い方を知らないと、残念ながら作業に進めません。ここではカッティングプロッターの使い方を簡単に把握しておきましょう!

用意するもの

  • パソコン
  • デザインソフトウェア
  • カッティングシート(もしくはそれに代わる材料)
  • カッティングプロッター

作業手順

  1. デザインデータをかき起こす
  2. プロッターにシートや刃をセット
  3. カッティング(練習・本番)
  4. 不要な部分を剥がす
  5. 転写シートに転写する

カッティングプロッターを使う際の作業ポイントは、デザインデータをかき起こす必要があることと、本番にうつる前に一度テストを行うことです。
カッティングプロッターはソフト専用のデザインソフトやイラストレーターなどを使って、パソコン上にデザインをかき起こすところからはじまります。はじめてデザインを作成する方は、ソフト専用のデザインソフトを使った方が、操作がシンプルで使いやすいでしょう。
また、かき起こしたデザインをカットする際には必ずテストしてから行うようにすると、材料のロスが減らせるのでオススメです。その際は同素材でテストすることが好ましいですが、もし難しいようであれば他の手に入りやすい素材でも問題ありません。

カッティングプロッターを使うときの注意点

カッティングシートの作業部屋

カッティングプロッターを使用する際の注意点は下記の2つです。

  • 印刷サイズが適しているか確認 
  • 使用可能ソフトを確認

まず一つ目は、「印刷サイズが適しているかどうか」です。とくに家庭用カッティングプロッターの場合は、A4サイズよりも大きなカットはできないため、機械を選定し直す必要があります。大きなサイズのステッカーを製作する際には最大サイズに対応しているかどうかを確認しましょう。次に二つ目は「使用可能ソフトを確認すること」です。イラストレーターなど、有名なデザインソフトであれば問題ありませんが、その他のデザインソフトの場合機械によっては対応していないものもあるでしょう。普段使うソフトがカッティングプロッターに使えるかどうか、確認してからデザインすることをオススメします。

家庭用カッティングプロッターで作れない大判サイズの製作方法

家庭用カッティングプロッターと比べると業務用は高価で扱いにくい機械。しかしながら大判ステッカーを作る際には必須アイテムになります。そんな時にオススメなのが「プロへ依頼すること」です。
弊社クワックワークスは、お客様が考えたデザインをカッティングステッカーにするステッカー製作会社。そして弊社では、カッティングプロッターを使用し、最大3000mm*600mmまでのカットが可能です。大判のカットは機械だけでなく素材の扱いも大変で、作業するために場所が必要になるでしょう。だからこそプロに任せた方が、時間や品質そしてコストの面でもメリットがあるのです。
また弊社クワックワークスで使用しているカッティングプロッターは、製品シリーズの中で最も高品位の機能や性能、品質を備えたモデルを使用しています。これにより家庭用のカッティングプロッターよりも精度の高いカッティングが実現でき、クオリティの高いステッカーが製作できるのです。
尚、ステッカーは1枚からの注文も承っております。気になる方はぜひご相談くださいませ。

651標準シート 価格・色見本

621短期用シート 価格・色見本

8500電飾用シート 価格・色見本

まとめ

カッティングプロッターには家庭用と業務用の2種類があり、それぞれの長所は異なります。まずは「どんなものを作りたいか」や「そのサイズはどのくらいか」と考えてみると、必要な機械の特徴が見えてくるでしょう。しかしながらカッティングプロッターは、安価な機械ではないので、少量のステッカーを製作したい方にとっては、機械を購入すると出費がかさむはずです。「少しだけオリジナルステッカーを作ってみたい!」という方は、弊社クワックワークスまでお気軽にご連絡くださいませ。

装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。
中川ケミカル社の公式サイトより引用

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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。

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