身近なものでシール剥がし!ドライヤーを使った剥がし方をご紹介
長期間貼っていたシールを剥がすと粘着面だけが残ってしまう、そのような事態を誰しも経験したことがあるでしょう。なかなか剥がれないシールを無理やり剥がすと、綺麗に剥がれないことはもちろんのこと、シールが貼られている本体を傷つけてしまう可能性があるため、あまりオススメできません。シール剥がしなど便利な道具がありますが、緊急事態のときは購入する暇もないでしょう。
そこで本日は、家庭に必ず置いているドライヤーを使ったシールの剥がし方をご紹介いたします。ドライヤーを使った剥がし方はもちろんのこと、ドライヤー以外の日用品で剥がす方法などもお伝えいたします。
日用品がシール剥がしに変身!そのアイテムとは?
シール剥がしと聞くと、特殊な液のようなイメージがありますが、実は日常で使用する生活用品の中でもシール剥がしの効果が得られるアイテムがございます。
- ドライヤー
- 食器用洗剤
- 除光液 など
まずは、ドライヤーです。シールとは、実は温風に当てると剥がれやすくなる性質があり、家庭用のドライヤーの熱で剥がしやすくすることができます。シールが触れるギリギリの熱さまで温めたら指で剥がしてみましょう。また食器用洗剤も同じくシール剥がしの効果を得ることができます。洗剤をかけてヘラなどで擦るとこびりついていたシールが剥がれやすくなるため、こちらの方法もオススメです。そして、除光液も洗剤と同じくシール剥がしの効果を得ることができます。しかし除光液は本来、マニキュアなどの化粧用塗料を落とすアイテムであるため、相性の確認は必須になります。
洗剤や除光液の場合、シールが貼られている本体が濡れてしまうため、拭き取る作業が発生します。洗剤の場合は独特のぬめりや、除光液だと溶剤系の匂いが付いてしまうため、この中ではドライヤーを使った方法が一番簡単に行える剥がし方と言えるでしょう。
シール剥がしの代用品!除光液を使ったシールを剥がす方法をご紹介
ドライヤーを使ったシールの剥がし方を解説
ドライヤーを使ったシールの剥がし方は簡単です。
まず、ドライヤーを温風モードにセットします。そして剥がすシールに対して、手で触れることができるギリギリの熱さまで温め続けます。シールは高温になるほど、粘着物質が柔らかくなって剥がれやすくなるため、シールが貼られている本体の様子をみながら、作業するようにしましょう。そしてシールが温まったら、爪などで少し削りながら剥がします。ポイントは焦らずゆっくりと剥がすことです。そうすることでこびりついていたシールが綺麗に剥がれるでしょう。
ドライヤーを使ってシールを剥がすときの注意点
ドライヤーを使用してシール剥がしを行うときは下記の2点に注意しましょう。
- 貼られているものの材質を確認する
- どのくらいの期間、貼られていたシールか確認する
まずは、貼られているものの材質を確認しましょう。中には温めると壊れてしまう機械系や、形が変化してしまうものなどがあります。そのようなものにドライヤーを使用するのは避けましょう。また、貼ってから時間が経っているシールなどにはあまり効果が得られないことがあります。そのような場合はシール剥がしを併用しながら作業することをお勧めいたします。
シール剥がし用のヒートガン(温風機)をご紹介
シール剥がしは家庭用のドライヤーでも問題なく行うことができます。
中にはドライヤーよりも強力な温風を発するヒートガン(熱風機)というものがあります。非常に強力なシートを剥がすときや、DIYの幅を広げたいときなどにはオススメのアイテムです。
カッティングステッカーの剥がし方とは?
耐候性に優れており丈夫なカッティングステッカーですが、実はこちらもドライヤーを使用して剥がすことができます。剥がし方は、先ほどご説明した通りで、のりが残ってしまった時は、シール剥がしを使うと綺麗に剥がすことができます。詳しくは剥がし方のページをご参照ください。
https://www.quackworks.jp/construction/peel-off/
また弊社では、簡単に剥がすことができる再剥離性能を有した、621短期用シートを使用してオリジナルカッティングシートを制作しております。こちらは単色のカラーシートで全21色のカラー展開があり、屋内外兼用の再剥離シートです。弊社では他にも様々なシートをご用意しており、お客様のご要望にお答えしながら世界で1枚だけのオーダーメイドステッカーを作ることができます。お客様にはデザインのデータをご用意いただくだけで、ご自身の考えたデザインのステッカーを手に入れることができます。
まとめ
シール剥がしと聞くと、特殊なアイテムのように感じますが、実はご家庭にある身近なもので代用することができます。特にドライヤーの場合は、周りを汚す心配や嫌な匂い出す心配もないので、誰でも手軽に行える方法であると言えます。しかし、シールの本体が温めるといけない場合、本体を破損してしまう原因につながりますので、確認してから行うようにしましょう。また弊社では剥がしやすい再剥離シートを使ってオリジナルステッカーを作ることができます。ステッカーでお困りの際は是非ともご相談くださいませ。
装飾用シートの代表的製品である「カッティングシート®」は中川ケミカルが商標登録していますが、今では一般的名称として浸透しています。中川ケミカル社の公式サイトより引用
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上記の解説から、この記事ではカッティングシート ≒ カッティングシートや一般的な装飾シート(リメイクシートなど含む)として解釈し執筆しています。